NEW こどものクラス紹介

ゴールデンエイジ理論をご存じでしょうか?
アメリカの医学者であるRichard Everingham Scammon
リチャード エヴァリングハム スキャモンが発表した「発育・発達曲線」
人の神経回路は6歳までに80%、12歳では100%に達しているというのです。

ゴールデンエイジの3段階に合わせて、子供のクラスを分けて毎週お稽古しています

子どもの運動能力が飛躍的に伸びるゴールデンエイジには、前後合わせて、3段階あります。

プレゴールデンエイジ(3歳から8歳ごろ)→シンデレラクラス

ゴールデンエイジ(9歳から12歳ごろ)→オデットクラス

ポストゴールデンエイジ(13歳から15歳ごろ)→スワニルダクラス


シンデレラクラスでは、子供の頭の中にあるイメージを引き出します 興味と身体を動かすことの基礎を育てます

クラシックの音楽に触れ、音の雰囲気を掴みながら、音楽に合わせて体を動かすということは、脳の発達にもよいとされています。

3.4才のお子さんは、この音楽ってどんな感じ?
『ほわんほわんって』どんな風かなぁ?すると踊ってみせてくれます。

5才を過ぎると、子供同士で会話をしてコミュニケーション能力を高め、想像力を膨らませます。
音楽に合わせて、例えば動物になりきるなどをして表現していきます。
物事や情報の理解が深まる年齢です。
現実と空想の世界をうまく融合させ、友だちと一緒に独自のストーリーや世界観を創造して遊び、学ぶ力が高まります。
役割分担や協力が必要になり社会性・協調性を学んでいきます。

バレエをどんどん好きになってもらい、音楽とともに身体を動かすことの基礎を育てます。

このクラスはプレゴールデンエイジと呼ばれる3〜8歳くらいの時期。
身体の動かし方の基礎を身につけるのに適切な時期です。
成功体験を増やしていきたいので親御さんにもたくさん褒めてもらいます。
『はじめてのバレエ』を楽しみながら、運動力学の基本の部分をマスターしつつ、いつの間にかバレエ用語もどんどん覚えていきます。

子供によっては、その場で動かない子もなかにはいます。
それはただ慎重なだけ、動かずとも、しっかり目で見て覚えているのです。
次のレッスンではやってくれます。ひとりひとりの成長に合わせて、楽しくバレエをすることがなによりです。

・スカートを持って歩き進んでみる 
・くるくるっと回ってみる 
・ステップの習得

オデットクラスでは、美しい姿勢・手の動き・正しいバレエの動作を学びます

このクラスはゴールデンエイジと呼ばれる9~12歳くらいの時期。
子供の運動能力が飛躍的に伸びるとされる時期です。

お手本を見ただけでコツをつかみ、即座にできてしまったりするのがこの時期。
運動神経に関係する「神経系」は12歳頃までにほぼ100%まで発達するため、運動能力を向上させるチャンス。
バレエのノウハウと共に、良い姿勢・カラダの動かし方を学び、神経を刺激しましょう。
この時期に習得した動作は、一度その経路が形成されると、なかなか消えません。
大人になるまで体が覚え、歳をとっても忘れないと言われます。(子供の時に自転車に乗れるようになったら、その後何年間も乗らなくても、スムーズに乗ることが出来きるのと同じこと)
三つ子の魂百までって感じですね!


スワニルダクラスでは、培った技術の向上と、そのための解剖学的知識の導入を行っていきます

このクラスはポストゴールデンエイジと呼ばれる13歳~15歳くらいの時期。
脳が発達し、理解力が備わる時期で、尚且つ筋肉や骨格が著しく発達するとき。
シンプルでも正しいトレーニングが自分で行えるよう導いていきます。

骨や腱の強度が出来てくるこの時期。
かといって、高強度の負荷に耐えることができません。
安心安全にそのため、自重で行うもので十分です。
リハビリでも指導することが多いピラティスを取り入れ、姿勢のコントロール、
バランス、筋肉を使っている意識等、神経系に対するトレーニングも練習していきます。

運動能力だけでなく、集中力も向上させ、しっかりと覚えて踊ることが出来るようになり、
レッスンでは、難しい振付も増えてきます。



近年また、このゴールデンエイジが注目されるようになった要因の1つに、『子供の外遊びの変化』があると思います。

暑い日が続き、外で過ごすというのが難しいことも要因のひとつでしょう。
幼児期にカラダの動かし方を習っておかないと、カラダを動かす経験を積むときが格段に少ない現代っ子。
せっかくの運動技能黄金期を迎えても、少しもったいないことになってしまいます。
運動神経は遺伝ではありません。その子一人ひとりの経験によるものです。

是非、環境の整ったスタジオで、楽しくバレエをはじめてみてくださいね!